
資さんうどんとは何か
現在飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大を広げている資さんうどん。
もともと福岡県北九州市小倉に本社をおく「株式会社資さん」が運営するうどんの全国チェーン店です。
資さんうどんの歴史
創業は1976年、当時33歳だった大西章資(しょうじ)が知人からうどん店を譲り受けたことにより「うどん・そば 資さん一枝店」を開店。4年後の1980年には「有限会社さぬきや食品」として法人化。
2015年に創業者:大西章資(しょうじ)が亡くなったが、後継者となれる人物がいなかったことから投資ファンドである「福岡キャピタルパートナーズ」が株式を取得した。
2018年には投資ファンドの「ユニゾン・キャピタル」が福岡キャピトルパートナーズから全株式を取得し、ユニゾン・キャピタルの設立したナインヌードル株式会社を存続会社として株式会社資さんを吸収合併したことにより本社を福岡県北九州市小倉に移す。
2024年に「すかいらーくホールディングス」がユニゾン・キャピタルから全株式を取得し、完全子会社した。(買収金額は240億円)
なぜ人気なのか
<うどん・出汁>
うどんは九州らしいやわらかい口あたりとコシのある食感が特徴で、出汁は天然素材(鯖や昆布、椎茸など)でとり甘めに仕上がっています。
<個人経営の店のような温かみ>
通常チェーン店は本社の方針が強く反映され個性が表立ってでることはありませんが、オペレーションの管理を徹底して行うことで地元の温かみと味を損なっていません。
<新メニュー・季節限定メニュー>
店舗数が増加するなかでお客さんが飽きることがないようメニュー開発に力を入れているそうです。
店舗はどこにあるか
2025年3月10日時点で全国に76店舗を展開中。
<関東エリア>
東京都:両国店 (墨田区)
千葉県:八千代店(八千代市)
<関西エリア>
大阪府:今福鶴見店(鶴見区)、南津守店(西成区)
兵庫県:尼崎アマドゥ店(尼崎市)、尼崎浜小学校前店(尼崎市)、明石二見店(明石市)
<中国エリア>
広島県:尾道高須店(尾道市)
岡山県:岡山大元店(岡山市)
山口県:新下関店(下関市)、綾羅木店(下関市)
<九州エリア>
福岡県:44店舗 ※多すぎるので店舗数のみの掲載
熊本県:下通店(熊本市)、戸島店(熊本市)、浜線バイパス店(熊本市)、菊陽店(菊池郡)、八代旭中央通店(八代市)
佐賀県:佐賀兵庫店(佐賀市)、佐賀開成店(佐賀市)、唐津店(唐津市)、鳥栖真木店(鳥栖市)
大分県:明野店(大分市)、中津店(中津市)、別府店(別府市)
長崎県:長崎平間店(長崎市)、大村西本町店(大村市)
宮崎県:都城川東店(都城市)、日向財光寺店(日向市)、宮崎阿波岐原店(宮崎市)
鹿児島県:霧島隼人店(霧島市)
Vポイントプログラム
すかいらーくグループに統合されたことにより筆者を含むポイント勢が色めき立ったのは、「三井住友カードのVポイントアッププログラム対象店舗」となるかどうかに注目が走ったからである。
もし当該プログラムの対象店舗となれば支払い料金の最大20%のポイント還元が受けられる。
仮に人気商品の1つである「かしわごぼ天うどん730円(税込)」を注文すれば約150円ほどのポイントが還元されるため、実質の支出は580円ほどとなる計算だ。
鶏もも肉とごぼう天がついたうどん1杯がこの値段は物価高のこのご時世では非常に魅力的に感じられる。
2025年3月時点で三井住友カードの対象店舗を確認しても資さんうどんの名称は記載がないため、このプログラムの対象店舗となっていないことが伺える。
だが、当該プログラムは常時対象店舗を入れ替えていることを考えれば今後対象店舗となる可能性は十分にあり、そんな遠い未来ではないのではと思っている。
まとめ
投稿時点では三井住友カードのVポイントアッププログラム対象店とはなっていないが、資さんうどんの人気を考えれば今後変更が入る可能性は十分にあると思われる。

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